古代中国における秘蔵の帝王学といわれ、政治や軍略の要として活用されてきた陰陽五行説(※1)を基本とした学問。個人に限らない幅広い予知・予測ができるため、『占いの王者』とも評され、『四柱推命』や『気学』などのあらゆる占術のルーツというべきものでもあります。
『算命学』も『気学』と同様、この大自然の法則を知ることから始まり、その法則に従うことに基づいています。
それゆえに、『算命学』では私たち人間は自然界の一員であり、他の万物と同様にこの自然界に生かされていると考えているのです。
『算命学』では人間の運勢を自然界に置き換え、この大自然の天のエネルギーと地のエネルギーを分析することで、人間の『宿命』=『役割』を読み取ることができると考えます。
つまり、『算命学』とは私たち人間がこの世に生まれ、この世との接点となる誕生日を干支暦(※2)に置き換え、そこから一定の法則に従って『運命の図式』を算出し、その図式からその人の『宿命』を読み取るものなのです。
※2、干支暦 (かんしれき)
『干支(十干)』と『十二支』を組み合わせた60を周期をする六十干支で表記された暦。「年・月・日・時間」それぞれに干支が当てはめられている。干支暦では、1年の始まりは2月の立春からなり、時間は2時間で一刻と考えられるため、2時間ごとに干支が変わります。